昭和61年竣工の位牌堂ですが、数年前から屋根の「鬼」から装飾が落下するようになりました。その都度修理してまいりましたが、いよいよ修繕では手に負えなくなり、内部(木製の構造材)に雨水等が浸透して痛みが激しくなり、全体が一気に落下することはありませんが、危険でもあるため、東西の「鬼」2枚を交換することになりました。
地上高20メートルにあるため、その大きさがよくわかりませんが、人間より大きいです。当時の施工(切り出しはんだ付け)と異なり、新しい「鬼」は一体形成で製作され、屋根屋さん(東北カナメ)曰く、東北でもトップクラスの大きさで、今度は装飾が落下するようなことはないそうです。
今日(9/1)から足場作業に入り、11月中には完成の予定です。工事期間、お彼岸等と重なり、駐車場など皆様にはご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承くださいますよう願いいたします。